インド古典舞踊から見えてくる神々の魅力★丸橋広実(全9本)


私たち日本の文化にも多大な影響を与えたインド。インドはヒンドゥー教の国で、多神教。像の姿をしたガネーシャはじめ私たちに馴染みのある神様がいます。インドにおいて古くから伝わる古典舞踊は、神々への奉納的な意味合いを持つことがあると言われています。その舞踊形式は、美しさと深い表現力を持ち、独自のリズム、動き、ムドラー(手のジェスチャー)、顔の表情(ナバラサ)、衣装などで識別され、インドの豊饒性を示しています。


今回、いくつかあるインド古典舞踊の中から南インドの舞踊「モヒニアッタム」の日本におけるの第一人者である丸橋広実さんによる「インド古典舞踊から見えてくる神々の魅力~ インドの神々に捧げる踊りにはあなたを輝かせる秘訣がある~」をオンラインコンテンツでお届けいたします。丸橋さんは日本のみならず、インドにおいても、現地の映画やテレビに出演するなど活動、数々の賞も受賞、自身の舞踊団でモヒニアッタム舞踊公演を実施しています。本場インドでも活躍するパフォーマー、丸橋さんによるインドの神々の魅力の舞踊を交えた神様の解説はとても貴重な機会となるといえるでしょう。


インド古典舞踊の所作の基本には、あなたをイキイキと輝かせる秘密のエクササイズがあります。インド古典舞踊のエクササイズの中から、丸橋広実さんが、皆様が自宅で気楽にできるいくつかの方法「モヒニエクササイズ」をご紹介いたします。日々エクササイズを重ねることで、健康のみならず、あなたの内面から輝きはじめ、幸運を引き寄せるきっかけになるでしょう。






 
◆1-1 「ナバラサ(顔の動き)とムドラー(手の形)」
インド舞踊の独特な表現と言えば、顔(ナバラサ)と手の動き(ムドラー)。インドには3世紀頃に成立した演劇・舞踊の聖典である「ナ-ティヤ・シャースートラ」があります。この聖典を元に様々な「型」が存在します。ナバラサとムドラーを組み合わせることで900以上の言葉を表現できると言われています。ここでは丸橋さんがナバラサとムードラの解説をいたします。
 
◆1-2 「ガネーシャ神」
日本でも人気なのが象の頭をしたガネーシャ神です。ガネーシャ神はシヴァ神とパールバティ女神の子供。富と幸運を引き寄せると言われています。
 
◆1-3 「シヴァ神」
シヴァ神はヒンドゥー教の最高神の一人として人気の神様。三位一体の思想としてブラフマーが創造、ヴィシュヌ神が維持、シヴァ神が破壊を司っています。
 
◆1-4 「パールバティ女神」
美しく優しいパールバティ女神はシヴァ神の妃で、シヴァ神の持つ力(シャクティ)の源とされています。女神たちの主である大女神(マハーデーヴィー)です。
 
◆1-4.「クリシュナ神」
クリシュナ神は最も人気がある神様の一人で、叙事詩「マハーバーラタ」に登場する英雄。クリシュナとアルジェナの問答「バガバット・ギータ―」はヒンドゥー教で最も重要な聖典とされています。
 
◆1-5.「ラーマ神」
ラーマ神は叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公で、ヴィシュヌ神の7番目の化身。さらわれた妃を救うための英雄物語は世界中で親しまれています。
 
◆1-6.「ハヌマーン神」
ハヌマーン神は叙事詩「ラーマーヤナ」で大活躍する猿の姿をした半神です。「ラーマーヤナ」は東南アジア、中国に影響を与え、あの「西遊記」の悟空のモデルとも言われています。





◆2-1 「インド古典舞踊にはあなたを輝かせる秘訣がある」
インド古典舞踊の所作の基本は、例えば顔の表情⇒変幻力が豊かに、手のしぐさ⇒脳活に、足腰⇒女子力アップと、あなたの健康面維持に加えて、イキイキと輝かせる要素がいっぱい詰まっています。インド古典舞踊のエクササイズの中から、丸橋広実さんが、自宅で気楽にできるいくつかの方法「モヒニエクササイズ」をご紹介いたします。
 
◆2-2 「モヒニエクササイズ」
毎日簡単にできるように、動画を見ながら画面に合わせて簡単エクササイズ!インドの奥深い叡智を体現した古典舞踊の要素を取り入れた丸橋広実さんオリジナルの「モヒニエクササイズ」です。


2000年文化庁より芸術家在外派遣員に抜擢される。毎年、インド、日本にて公演活動を行う。インド映画やテレビに出演するなど幅広い活動を行う。近年は数々の創作舞踊の作品も発表し、高い評価を受けている。
高田馬塲にてインド古典舞踊の教室の講師。ケララ企画主催。著書に「おしゃべりなインド舞踊 ケララに夢中」 
-主な受賞歴-
1997年 アンドラプラデーシュ州印日友好協会より初の文化賞を受賞
2003年 シンガポール芸術センターよりNrithaUpasaki賞を受賞
2004年 ケーララ州Fujiganga印日友好協会より舞踊貢献賞を受賞
2019年 日本カイラリよりKeraleeyam賞受賞

◆価格:3800円(税込)
 
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こちらはオンラインなので、いつでもどこでも好きな時間にご視聴できるため、忙しいスケジュールを持つ方でも、自分のペースで学ぶことができます。忙しい日々に追われている方も、家事の合間や自由になった時間などに、学びを進めることが可能です。スマートフォンやパソコンがあれば、ご視聴が可能です。また、講義映像は何度でも、繰り返し視聴できるため、理解が深まるまでじっくり学ぶことができます。(視聴可能期間は特別な事情がない限り設定しておりません。)

2023年 インド大使館より OnamCelebration章受賞



 


モヒニアッタムは、インドの古典舞踊の中でも特に美しさと優雅さで知られる舞踊形式です。この古典舞踊は、南インドのケーララ州に起源を持ち、その歴史は古代の寺院の壁画や文学にまで遡ります。モヒニアッタムの名前は、インド神話に登場する美しい女神モヒニから取られており、その名前通り、優雅で魅力的な舞踊スタイルを特徴としています。

~モヒニアッタムの特徴と魅力~

【美しい衣装と装飾品】
モヒニアッタムのダンサーは、白地に金の衣装に身を包み、伝統的な装飾品を身につけます。彼女たちの衣装と装飾品は、舞踊の美しさと優雅さを際立たせます。
 
【独自の動きとジェスチャー】
モヒニアッタムは、特有の手のジェスチャーや足の動きで知られています。ダンサーは手のジェスチャー(ムドラー)を巧みに使用し、物語や感情を表現します。足のリズミカルな動きも魅力的で、観客を引き込みます。
 
【神話と物語の表現】
モヒニアッタムは主にヒンドゥー教の神話や宗教的なストーリーを演じるために使用されます。ダンサーは神話のキャラクターを演じ、物語を語ります。これにより、観客は古代の神話と文化に触れる機会を得ます。
 
【音楽と伴奏】
モヒニアッタムの演目には通常、伝統的なカルナータカ音楽に基づく音楽が伴奏されます。音楽は舞踊のリズムとムードを補完し、ダンサーの動きと調和します。
 
【文化と伝統の継承】
モヒニアッタムはケーララ州の文化と伝統の重要な一部であり、この舞踊形式を学び、実践することはケーララの文化を継承し、次世代に伝える手段となっています。








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