【電子書籍】4月号 月刊誌「ザ・フナイ」電子版≪2020年≫

~マス・メディアには載らない本当の情報~
一冊本体1,650円(税込)

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◆特集

緊急提言!崩壊か飛躍か?変幻自在のチャイナ

①中国は「緑の社会主義」に向かう――共産主義が資本主義を発展させた未来は?
船瀬俊介

②この30年間の中国経済を俯瞰する
加藤鉱
 

◆連載

連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
捕鯨問題とは何だったのか
評論家、副島国家戦略研究所<SNSI>主宰 副島隆彦


連載テーマ「新しい時代への突入」
イラン騒動」に隠されたアメリカの都合の悪い真実
フリージャーナリスト 古歩道ベンジャミン

連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
GHQを引き継いだCIAの「大和民族分断プロジェクト」‼特別編シリーズ⑬
サイエンスエンターテイナー 飛鳥昭雄

連載テーマ「お金の謎に迫る」
時間とお金の関係を読み解く(15)
『みち』論説委員 安西正鷹

チベットの5つの霊的進化の手法《その①》
オリオン形而上学研究所 代表 金原博昭

連載テーマ「“主義”の没落と“もどき”の興隆」
日本経済が確立したエネルギー三面優位(下)
経済アナリスト・文明評論家 増田悦佐

声はその人の人生をすべて表現している
土佐琵琶創始者/声観師 黒田月水

チベット伝統医学の真髄
中野真澄伝統医学研究所代表 中野真澄
 

◆今月号の見どころを、一部ご紹介

特集 特別巻頭
中国は「緑の社会主義」に向かう――共産主義が資本主義を発展させた未来は?
船瀬 俊介
――――――――――――――16ページ

中国は欧米、日本などを他山の石として“腐った”資本主義に決別しているようにみえる。そして、通貨発行権(人民銀行)を固守し、“クリーン”な資本主義を発展させている。その先の未来に見据えているのは“緑の社会主義”ではないだろうか。

すでに、中国の風力発電量は世界一である。さらに、習近平は「世界トップの電気自動車(EV)大国を目指す」と宣言している。「100種のEVを生産せよ!」数年で開発予算約12兆円を投資する。乗用車だけでなく、トラック、バス、バイク……あらゆる車種をEVにする。すでに、中国の著名観光地は緑色のEVバス以外は進入禁止だ。それほど、大気汚染防止に配慮している。

習近平政権は、「有機農業国家を目指す」と明言している。
中国はすでにアジア最大の有機農業大国である。それは、あまり知られていない。
中国の有機農業は1990年代から始まり、絶え間なく発展している。すでに、有機栽培面積はオーストラリア、アルゼンチンについで第3位(2016年)。有機農業の先進国として有名なのがキューバだ。

私は確信する。
中国は、将来“緑の社会主義”に向かうだろう。


特集
この30年間の中国経済を俯瞰する
加藤鉱
――――――――――――――52ページ

不動産バブルについては、1989年に北京で起きた「天安門事件」に溯らなければ、真の意味は見えてこない。それまで中国共産党は一党独裁を続ける支配正当性について、「人民のための政権」であるからだと主張してきた。ところが、中国人民を大量虐殺した天安門事件により、その支配正統性が崩れ去った。

そこで当時の最高権力者・鄧小平は「経済発展」という新たな支配正当性を掲げた。いまでもよく覚えているけれど、私が取材で大陸を歩き回っていたとき、中国の人たちから声掛けされる挨拶は決まって『吃饭了吗?』だった。あなたはもうごはんを食べましたか? という意味の普通話(標準中国語)である。この一言で、市井の中国人の最大の関心事が「食べる」「食い扶持に困らない」ことなのがよくわかる。鄧小平はそれをさらにスマートな「経済発展」という言葉に置き換えて、中国共産党の支配正当性を訴えかけた。

鄧小平の計略は見事に13億人の心をとらえ、わずかの間に中国は拝金主義国家へと変貌を遂げた。同時に、13億の民の願いでもある経済発展、経済成長が果たせなくなったとき、中国共産党は国民に見捨てられ崩壊の危機を迎えるという方程式を構築した。

 

『ザ・フナイ』ってどんな雑誌?

【マス・メディアには載らない本当の情報】
選りすぐりの豪華執筆陣による、新聞・テレビなどが報道しない世界の裏の動き・情報を、毎月お届けしています。経営コンサルタントであった故・舩井幸雄が、日本と世界の将来を見据えて2007年に創刊した雑誌。

舩井幸雄が自らの多様な人脈の中から選りすぐった豪華執筆者からの情報をはじめとして、まだ広く知られていない諸分野の情報、先がけた情報を、偏った一方的な見解ではなく様々な視点を用いて、毎月お届けしています。

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