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プロフェッショナルの視点が身につく「塚澤真聞(しんぶん)」(2024.2.5)
元JPモルガンでトップを極めた稀代の経済アナリスト、塚澤健二氏をゲストに迎え、新聞やニュースの「本当の読み方」を学びます。
塚澤真聞(しんぶん)のしんぶんは「新」しく聞くではなく真実の「真」に聞くという文字を書きます。
ただニュースを鵜呑みにするのではなく、その裏側をしっかり見抜く視点を身につけるためのコーナーです。
※毎週配信! 塚澤健二先生の「生活防衛の教室」 番組内の「塚澤真聞(しんぶん)」コーナーより抜粋。
月額見放題コース「ゴーイチ・プレミア」にて限定公開中!
◆豊洲の高級海鮮丼、その値段は?
購買力平価から見ると…現在の円安は異常すぎる件
◆完全在宅勤務の落とし穴??
(第613回生活防衛の教室より抜粋)
☆豊洲の高級海鮮丼、その値段は?
東京の新スポット、豊洲市場に隣接する豊洲千客万来が1日にオープンした。
そのグルメエリアで提供されている海鮮の値段設定が、SNSで話題となっている。
マグロ丼6980円。
カニ・イクラ・マグロにエビの天ぷらが乗った「ぜいたく丼チャンピオン」は5500円。
そして、北海道の6種のウニをふんだんに使った豪華ウニ丼は、なんと1万5千円。
カニ・イクラ・マグロにエビの天ぷらが乗った「ぜいたく丼チャンピオン」は5500円。
そして、北海道の6種のウニをふんだんに使った豪華ウニ丼は、なんと1万5千円。
SNSではこれらの高額海鮮丼に「インバウン丼」と異名をつけた。
一般の日本人では尻込みする価格だが、アメリカからの観光客にインタビューしたところ「とても美味しい!」「アメリカだったらもっと高いかな」と、観光客にとってはリーズナブルなお値段だと答えられていたようだ。
☆完全在宅勤務の落とし穴
コロナを経て、日常が復活してきたが、一部残っている在宅ワークというあり方。
うまくそのやり方を残している事業も多いかと思うが、やはり、その便利さに傾きすぎるのも良くないようだ。
ある男性は、大手の求人サイトで不動産関連のベンチャー企業の社員募集を見つけた。
仕事は完全在宅勤務、そのワードに惹かれて応募した。
ビデオ会議で社長と面接、社長と名乗る男性は、なぜか終始、顔をはっきりと映さなかったが、その場で採用が決まり入社した。
だがしかし、違和感はすぐに感じられた。
労働条件通知書の書面が来ない。
健康保険証が届かず、厚生年金加入の手続きもされなかった。
健康保険証が届かず、厚生年金加入の手続きもされなかった。
2ヶ月で退職したが、その間給与は振り込まれなかった。
この男性は労働基準監督署に相談し、経営者を突き止め、退職から数ヶ月後になんとか給与を支払わせたというが、やはり楽だから、だけで仕事まで決めてしまうのは危険なことなのだろう。