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プロフェッショナルの視点が身につく「塚澤真聞(しんぶん)」(2024.9.9)
元JPモルガンでトップを極めた稀代の経済アナリスト、塚澤健二氏をゲストに迎え、新聞やニュースの「本当の読み方」を学びます。
塚澤真聞（しんぶん）のしんぶんは「新」しく聞くではなく真実の「真」に聞くという文字を書きます。
ただニュースを鵜呑みにするのではなく、その裏側をしっかり見抜く視点を身につけるためのコーナーです。
※毎週配信！ 塚澤健二先生の「生活防衛の教室」 番組内の「塚澤真聞（しんぶん）」コーナーより抜粋。
月額見放題コース「ゴーイチ・プレミア」にて限定公開中!
◆年金受給繰り下げの後悔
◆毎年５００箇所が消滅、ガソリンスタンドの衰退
(第642回生活防衛の教室より抜粋)
☆年金受給繰り下げの後悔
年金の受け取りは原則６５歳からですが、６０歳から受給できる、繰上げ受給。
６６歳以降に受給できる繰り下げ受給があります。
繰り下げ受給は遅らせるほど増額され、受給額は最大８４％も増えるそうです。
そのせいか、繰り上げの希望者は２０万人に対し、繰り下げ希望者は３７万人がいるようです。
安心のため増額を選び、ようやく７０歳になって受給が開始され、後悔している人が多いようです。
５年前はもっと元気だと思っていた。
実際に７０歳になって微増したお金をもらってもあまり使うこともなくなった。
せっかく７０歳で受給開始したが病気になってしまった。
旅行に行くこともできなくなってしまった。
など、多少受け取りが少なくても、早くもらって有効に使えばよかったと思う人が増えているそうです。
☆８ヶ月ぶりの新学期
２００２年に全国で５万カ所以上あったガソリンスタンドが、２０２３年度末には２７４１４箇所と、毎年５００箇所以上が閉店、４割減少した。
閉店の理由に、電気自動車の普及、ガソリン車の燃費改善、さらに人手不足、後継者不足と言われているがどうだろうか。
人件費を抑えるため、セルフになったり、集客のためにコンビニやコーヒーショップを併設しているが効果は薄い。
都心やその近郊ではあまり感じないかもしれないが、近くのガソリンスタンドがここにしかないというような地方の方だとガソリンスタンドの閉店は、生活に直結する問題となるのでないだろうか。