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プロフェッショナルの視点が身につく「塚澤真聞(しんぶん)」(2024.3.4)
元JPモルガンでトップを極めた稀代の経済アナリスト、塚澤健二氏をゲストに迎え、新聞やニュースの「本当の読み方」を学びます。
塚澤真聞（しんぶん）のしんぶんは「新」しく聞くではなく真実の「真」に聞くという文字を書きます。
ただニュースを鵜呑みにするのではなく、その裏側をしっかり見抜く視点を身につけるためのコーナーです。
※毎週配信！ 塚澤健二先生の「生活防衛の教室」 番組内の「塚澤真聞（しんぶん）」コーナーより抜粋。
月額見放題コース「ゴーイチ・プレミア」にて限定公開中!
◆大谷選手結婚のドサクサに紛れた茶番
◆輪島市の安否不明者捜索打ち切りへ
(第617回生活防衛の教室より抜粋)
☆大谷選手結婚のドサクサに紛れた茶番
日本中に話題を呼んだ大谷選手の結婚報道。
お相手は誰か、など様々なニュースで大賑わいになった裏で、岸田内閣総理大臣は、現職総理として初めて国会の政治倫理審査会に出席。
自民党の裏金問題について釈明、謝罪を重ねた。
しかし、問題となる裏金についての真相については何も喋らず、中身が空っぽの、意味のない答弁が繰り返された。
本来であれば全国民から批判されるべき状態であるが、大谷選手の結婚報道は各テレビ局がトップニュースで報道。
この内容が大きく報道されることはなかった。
大谷選手の結婚会見が味方をし、どさくさに紛れて茶番をおこない、裏金問題はもう終わった、というような顔をしている。
☆輪島市の安否不明者捜索打ち切りへ
３月に入り、元旦の能登半島大地震からまる二ヶ月が過ぎた今日、輪島市でおこなわれていた警察による安否不明者の捜索を中断することとした。
今も復旧が進まない状態で、捜索現場の安全確保ができしだい操作範囲を広げて再開する見通しだそうだ。
能登半島を震源とする地震はまだ活発で、
３月１日までに震度１以上の地震は１７０３回発生している。
そんな中、先週から千葉県沖で震度３～４の地震が頻発している。
ついに南海トラフ地震の前触れかと一部では話題を呼んでいるが、日本全国どこでも大地震が起きる可能性があることを忘れずに、防災の準備をしていなければならないだろう。