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成泰★タロットの秘密を「美術史」から解く~深層にカタリ派・グノーシス主義の秘密を見る~(全5本)

成泰★タロットの秘密を「美術史」から解く
~深層にカタリ派・グノーシス主義の秘密を見る~


占いの道具として親しまれているタロットカード、そのカードには、美術史的な図像や象徴が隠されているのをご存じですか?
それらを解読することで、タロットの持つ深い意味を知ることができます。しかし、それだけではありません。タロットには、さらにもっと奥に隠された秘密が存在します。


彗星の如く現れた謎の占術研究家・成泰(なりたい)氏。成泰氏は、イタリアで美術を学んだことにより、美術の図像に習熟しています。成泰氏によるとタロットの図像群は西洋美術史に遡ることができると言います。その知見は、氏がイタリアで美術を専攻したことからくる他の占術家にはない圧倒的な強みなのです。


そして驚くべきことに、それらは表層部分であり、深層の部分にはグノーシス主義やカタリ派の秘伝がタロットに封印されているというのです。グノーシス主義やカタリ派は、キリスト教の異端とされた宗教思想で、物質世界と霊的世界の二元論の考え方で、最終は魂の解放を目指していました。グノーシス主義やカタリ派は、タロットカードに自分たちの教義や秘法を暗号化して伝えたと成泰氏は言います。


今回のオンライン講座は成泰氏が、タロットに隠された表層の美術史、深層のカタリ派・グノーシス主義の秘密を明らかにするものです。それにより、「タロットは占いの道具以上のパワーを持っており、自分の潜在意識や直感にアクセスしたり、宇宙の法則や運命の流れに調和したりするために作られた」という、今までのタロットの常識に一石を投じる内容になります。


「カタリ派」は、10世紀から13世紀にかけ、南フランスと北イタリアで展開した思想潮流。南フランスでは、スペインに近いラングドック地方がその舞台となりました。北イタリアでは、ミラノ、トリノ、フィレンツェなどが主要拠点として知られています。
 
思想内容:カタリ派は、「反宇宙論・霊肉二元論」を唱えました。「反宇宙論」とは、「創造主が不完全に造ったこの世には悪が充満している」という思想。「霊肉二元論」とは、「正しい叡智を得ることで、自己の本質(=霊・魂・精神)に気づき、肉体(=物質)という悪から解放される」ことを説く思想です。
霊的な完全性: 彼らは、「魂が物質世界からの束縛を解き、霊的な完全性に到達する」ために、物質的な贅沢と肉体的な快楽を拒絶し、禁欲的で精神的な生活を営むことを奨励しました。
異端認定:カタリ派の思想は危険視され、カトリック教会から「異端認定」されました。
そして、ローマ教皇インノケンティウス3世は異端撲滅に向け、「アルビジョア十字軍」を提唱します。その名は、カタリ派の拠点都市のひとつであった「アルビ」の人々を「討伐する軍」を表しています。
 
「叡智(=ギリシャ語でグノーシス)」を通じて、魂の救済を追求しようという思想で、3世紀から4世紀にかけて、地中海世界に普及しました。
 
思想内容:「反宇宙論・霊肉二元論」を中心的なコンセプトとしています。つまり、カタリ派の教義のバックボーンを成すのが、グノーシス主義ということになります。
グノーシス:「普通の知識や学問」とは異なり、霊的な目覚めや啓示によって獲得される叡智が「グノーシス」と考えられていました。
魂の浄化と解放: グノーシス主義者は、「物質世界は悪神デミウルゴスが創造したもので、不完全で邪悪なもの」と見なし、物質世界への執着を避けることにより、「魂の浄化と霊的な解放」を追求しました。

※グノーシス主義、カタリ派については無料動画【タロットは「左脳」で見ると面白い!」で詳しく語っていますので、そちらも合わせてご覧いただくと理解がさらに深まります。


✅タロットに興味がある方
✅タロットを実際に使い占いをされている方
✅スピリチュアルを探求している方
✅神秘思想に興味がある方
✅歴史の真相を追究している方
✅自己啓発を追究している方
✅新たな知識を求めている方




彗星のごとく現れた占術研究家・成泰氏。成泰氏は、イタリアで美術史を学びました。その後、タロットとの出会いに至るのですが、美術史を学んだことが、タロットの隠された秘密を明らかにする契機となりました。タロットには「二重に封印されたメッセージ」が存在するというのです。一つ目は、カードの「表層」から美術史の秘密が垣間見え、そこには、ルネッサンス、ギリシャ・ローマ、エジプト、バビロニアの思想や哲学が表現されていると。さらに「深層」には、異端として弾圧されたカタリ派やグノーシス主義の秘密が隠されているのだと・・・。
 
タロットには、大アルカナとよばれる22枚の主札があります。そして「アルカナ」には「秘密、秘伝」という意味があるそうです。また、大アルカナの絵柄は、任意に作成されたものではなく、美術史上を遡ると「ルーツ=絵の起源」を特定できる、と言います。成泰氏は、その豊かな美術史の知識を活かして、マルセイユ版タロットの「ルーツ」となった美術作品をヒントに、大アルカナの象意を一枚一枚、読み解いていきます。さらには、ライダー・ウェイト版との比較によって、マルセイユ版タロットの図像に隠された側面を浮き彫りにしていきます。
 
タロットにカタリ派の秘伝が隠されている可能性について成泰氏が解説。カタリ派は、古代地中海地域のグノーシス主義に影響された「原始キリスト教的な思想集団」。そのカタリ派は、中世ヨーロッパの時代に、カトリック教会から異端とされ、弾圧・迫害を受けた後に滅びました。成泰氏は、そのカタリ派の思想がカードの図像に封印されたというのです。さらに、タロットを「占いのツール」のみならず、「自分との対話や自己啓発」に使えるものであることを語ります。




<成泰氏の講座テキストについて>
講師の意向により、テキストはダウンロードできません。講座購入者の方は、電子bookで一部閲覧できるようになっています。閲覧するには、「関連ファイルダウンロード」からPDFをダウンロードしてください。PDFに記載されたURLをクリックすると、電子Bookでご覧いただくことができます。(尚、電子bookは、印刷ができません。PDF等の出力もできませんのでご了承ください。)

価格:7,800円(税込)




占術・言語学研究家
1963年生まれ。建築士のキャリアを37年間歩むかたわら、1998年から2003年にかけて、イタリアで美術史を学んだ際、マルセイユ・タロットに触れる。帰国後、英・独・仏・伊・露語の語源分析に従事する一方、心理学を研究。
2021年、タロットが潜在意識のリーディングツールであることを知り、深掘りの道へ。
2023年、マルセイユ・タロットを美術史・言語学の観点から独自に解釈した書籍を刊行。
あわせて、オリジナル「NARITAÏタロット」を制作・出版。
【SNSアカウント】 X(Twitter) Instagram

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