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中野真澄★チベット伝統医学の真髄vol.2

チベットという聖地
標高3,500m~5,500mという世界で最も高い場所のひとつで、約4,000年の歴史ある天空の聖地チベット。そのチベットでは四大東洋医学のひとつに数えられる独特の医学を発展させてきました。

虹の身体を得る
チベット伝統医学の健康の概念は、健康になると『健康・長寿の二つの「花」が咲き、法・財・悟りの三つの「実」がなる』とされ、仏教的なアプローチを織り交ぜながら瞑想、呼吸法、マントラ、ヨガ、食養、生活習慣、薬草、セルフケアなどにみることができます。その医学の健康の究極的な目的は悟りであり、「虹の身体」を得ることとされているのです。


◆第2回目(47分)

チベット伝統医学は、神聖な経典である『四部医典』を基にした、たいへん厳正な学習方法により今なお受け継がれています。

この回はまず、チベット伝統医学を生み出した根源の仏であると信じられ、日本人にも馴染み深い薬師如来について学びます。中でも特徴的なその瑠璃色の御身体や、チベットのタンカ(仏画)に描かれる、薬師如来を取り囲む美しい曼陀羅に象徴される世界を感じるために、『四部医典』(『ギューシ』)の文章表現を鑑賞します。

次に、薬師如来の化身として7〜8世紀にこの世に現れた〈ユトク・ヨンテン・コンポ〉について学びます。膨大な叡智の結実である『四部医典』を著し、120歳の長寿を全うしたとされる人物です。〈トルコ石の屋根〉を意味する〈ユトク〉という名前には、チベット医学を理解する上でたいへん重要な由来が秘められています。今回は、日本語にも翻訳されている『ユトク伝』の文章から、ユトクの生き様に表されたチベット伝統医学を支える思想的背景に迫ります。

<中野真澄 プロフィール>

中野真澄伝統医学研究所代表、(有)GBLホリスティック研究所 代表取締役

28年間35,000名以上の実践を経て、古代人の智慧、伝統医学に魅力される。1991年、大手エステティックサロン入社。1995年アーユルヴェーダに出会い、衝撃的に縁を感じて没頭し独学で学び実践する。2007年大阪アーユルヴェーダ研究所にて稲村ヒロエ師・PHDシャルマ師について、本格的にアーユルヴェーダを学ぶ。2009年夏、初めてドクターニダ師が来日。

チベット医学の精神性の高さや、シンプル且つ効果的なシステムに感銘を得る。その後、国際伝統チベット医学研究院日本支部を立ち上げ、代表として毎年ドクターニダのセミナーをオーガナイズ。2010年以降はチベット密教ゾクチェンの修行を始める。ニチャン・リンポチェと、ナムカイ・ノルブ・リンポチェを師としている。

2013年、2015年にはドクターニダの故郷、チベットアムド地方のマルオホスピタル他、2つのチベット医学のクリニックにて現地研修修了。他にも、ネパール、インド、のクリニックで視察や現地でチベット医学セラピーを実践。

現在は毎日ゾクチェンの修行を行じながら、京都に2店舗、沖縄に1店舗のサロン経営の他、日本に誰でも簡単に出来る「おうちで出来るチベット伝統医学」を広める活動を全国で行っている。

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